ヒプノセラピーは心理療法ですが、催眠によって潜在意識に眠っている【前世に会える】とも言われています。
ヒプノセラピーは大変高額ですが、沖縄県今帰仁村にある“魂喜村(コンキムラ)”では1時間5千円の破格の安さで施術を受けられます。
私は実際にこのセラピーを受けて人生が変わりましたので、“魂喜村”のヒプノセラピーの体験談を詳しくお伝えします。
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ヒプノセラピー「前世療法」の体験談
私が実際に“魂喜村(コンキムラ)”でヒプノセラピーを受けたのは数年前です。
もともと夫がスピリチュアルの世界が大好きで、予約したのがきっかけでした。
あまりに衝撃的な体験でした。
この体験を一言でいうと、「超リアルな感動映画を一本観た感覚」です。
セラピーの途中から涙が止まらなくなり号泣しました。
実際に受けたヒプノセラピーの体験を順を追って説明します。
①誰でも前世に入れるわけではない
夫は1時間(5千円)体験コースで、私より先に施術を受けました。
セラピーを行う部屋は「ピラミッドパワーハウス」という上の画像の建物内で行われます。
我々夫婦は“魂喜村(コンキムラ)”に宿泊していたのですが、泊る部屋とは別の建物でヒプノセラピーの施術が受けられます。
このヒプノセラピーを誰より楽しみにして意気揚々と建物に向かっていった夫でしたが、ヒプノセラピーを受けた後、ピラミッドハウスから宿の部屋に戻ってきた夫は浮かない顔をしていました。
夫:「何も見えんかった…」
夫は、ヒプノセラピーの施術を受けたものの前世の世界に入ることも何か特殊な経験をすることも無く終わったのでした。
そもそも、スピリチュアルにあまり興味の無い私は完全にヒプノセラピーの特殊体験を諦めました。
「夫が何も見えないのであれば私は無理だろう。」と思いました。
ただ、夫は私の予約を3時間(1万8千円)の長時間フルコースにしてくれていました。
②前世の記憶に入る前に誘導瞑想
「ピラミッドパワーハウス」に入り、セラピストの男性と挨拶を交わすとゆったりした椅子に横になるように促されます。
そこでゆったり横になりながら、セラピストの話をきいていきます。
どうやらすぐに前世の世界に行くのではなく、まず瞑想状態に入る訓練がいるようです。
「集中力を高めるイメージトレーニング」に近い感じです。
この前世に入る前の瞑想の時間が30分くらい(体感)でしたが長く感じました。
目を軽くつむってセラピストの言われたものをイメージしていきます。
セラピストはこの間何度か私にチェックを入れています。
セラピスト:「では、沸騰したビーカーに入ったお湯に手を入れてみてください。熱いですか?」
私:「いえ、全く熱くありません。」
セラピスト:「では、目の前に浮かんでいるレモン。このレモンをかじってみてください。すっぱいですか?」
私:「いえ、全く味しないです。」
これに近いやりとりがあるのですが、私はただ言われたものを頭でイメージするだけで、味覚触覚に作用する程の集中力は発揮せず、正直もう前世のイメージが浮かぶ経験をすることは諦めました。
そして最後に、お花畑のイメージに誘導され、セラピストから「そこはどこか?」尋ねられました。
私は「あ、実家の横の田んぼでシロツメクサがいっぱい咲いてますね。」と答えました。
そこでセラピストから「それでは今から私が1・2・3と言うと前世の世界に入りますよ。」と案内が入ります。
私は「あぁ、それは無理だろうな。ここから数時間ある施術中どうしようかな。」とよぎります。
③足元に何が見えますか?
セラピストが「1・2・3ハイ!前世の世界に入りました。」と言います。
衝撃です。
私はリクライニングさせた椅子に横たわり、目は開いています。
セラピストは左側です。
この直前までは、イメージの指示があったものを頭の中で浮かべていただけでした。
このセラピストの掛け声一言で目の前に大画面のスクリーンのようなものが出てきたのです。
自分の意思とは全然違う内容の映像が目の前に広がります。
セラピスト:「足元に何が見えますか?」
自分の足元を見てみます。
私:「え…もんぺ?みたいなズボンと草履ですね…」
「え?もんぺ…意外です(笑)」
めちゃくちゃ驚きました。
テレビやYouTubeで、芸能人がヒプノセラピーを受けているのを予習していたので、前世は西洋の人に違いないと思っていたからです。
まさかの日本人です‥‥(笑)。
もんぺに草履という映像から戦時中かな?と想像しました。
④住まいの地域に移動します
衝撃的な自分の恰好に驚いている間もなく、セラピストの指示は続きます。
セラピスト:「住まいの地域に移動します。1・2・3ハイ!」
「何が見えますか?」
何か、剪定が綺麗にされた垣根が続いているというか…
鹿児島県の「知覧」っぽい感じですね…
上のストリートビューに非常に近い映像が入ってきました。
⑤住んでいる家の玄関に行きましょうか
続いても、セラピストの指示通り目の前のスクリーンの映像はどなたかの自宅の前に移動します。
それは古い家で、玄関は引き戸でした。
セラピスト:「では玄関から中に入ってみましょう!間取りはどんな感じですか?」
「ガラガラガラ」と音をさせて、玄関の引き戸を開けてみました。
私:「長い廊下、手前右に畳の部屋があります。誰かの遺影がありますね。その右奥が広めの畳の部屋、誰もいません。
左奥が段が下がっているつくりで、土間みたいな台所ですかね。
テーブルがあって奥に一人おばあさんが座っています。」
物があまり無い、質素な生活を送っているのかなという印象でした。
老婆の表情の無いボーっとした顔が印象的でした。
⑥あなたの7歳のころにワープします
続いて、セラピストさんはこう言います。
セラピスト:「それではあなたが7歳頃に人生において重要だった場面に移動します。1・2・3ハイ!」
毎回この掛け声で、私の前のスクリーンは自在にセラピストの誘導通りの時間・空間に移動します。
どらえもん状態です。
7歳の小さな女の子(私)は石段に座って泣いていますね。
とても景色がよいところで、眼下に街並みとその向こうに海が見えます。
そして、私は女の子を映画の中の人として見られない強烈な負の感情に揺さぶられます。
はい、私はここでこの女の子が自分であることに気がつきます。
あれ?
女の子が「お母さん、お父さん」って石段の上で海を見ながらずっと泣いています。
ここから私は何故か涙が止まらなくなり、このセラピーが終わるまで永遠と泣き続けることになります(笑)。
この記事を書いている今も涙が出てきます。
これはたぶんヒプノセラピーを体験した人にしかわからないものだと思います。
女の子のお父さんとお母さんは、用事で船で海に出て、そのまま戻ってこないようです。
母親も父親も死んでいるのでしょう。
でも、受け入れられない女の子は戻ってくるのをずっとずっと待って泣いています。
泣き崩れている女の子を心配そうに見ている老婆がいました。
それが、先ほどダイニングテーブル奥に座っていた老婆でした。
そしてこの老婆が、女の子の祖母であることに気がつきます。
セラピスト:「他の人があなたを何て呼んでますか?名前を確認したいです。」
私:「えっと、お婆さんが私を『ともえさん』って呼んでますね・・・
前世の女性は『ともえ』という名前みたいです。
⑦ワープを繰り返し、前世の人生を知っていく
その後もセラピストは「ではあなたが●歳の頃の人生で重要なポイント地点に行ってください。1・2・3ハイ!」という指示を何度も繰り返し、私は前世の人生を知っていきます。
私の前世さんの一生です。
- 女性
- 名前は『きりゅう ともえ』
- 7歳の頃両親は海で死亡
- 祖母に育てられる
- 婚約者の男性は若く(遺影から推測するに10代)特攻隊で既に死亡
- 婚約者とは深い仲ではなさそう(遺影を前にしても実際の私の感情が揺さぶられなかったため)
- 戦争で混乱していた時代
- 教師をしていた
- 友人が死亡し、その子どもを引き取って育てる
- 92歳まで生きる(子どもは先に死亡)
- 生涯誰とも結婚せず独り身で生きていく
- どんな孤独な状況でも淡々と凛として生きている人
- 死ぬときに看取る医者が現れる
⑧死ぬ時
前世の女性は92歳で死にます。
セラピストさんから最後につぎのようにいわれました。
セラピスト:「彼女にききたいことがあれば質問してみてください。」
そこで、私は前世の女性が亡くなる前に質問してみました。
私:「幸せでしたか?」
両親が死んで、婚約者が死んで、友人の子どもにも先立たれいつも一人で淡々と生きてきた彼女にきいてみたかったんです。
彼女の答えはこうでした。
前世の女性:「ええ、とっても幸せな一生でした。」
最後に、私と彼女はギューッと抱き合いました。
涙が溢れて止まりません。
彼女に私は名前を尋ねました。
前世の女性:「私は『きりゅう ともえ』です。」
彼女は幸せそうに逝きました。
ここまでが感動のお話です。
そして、ここから少し怖い話です。
彼女を看取った医者がいたのですが、何故かその医者がずっと『顔無し』でした。
彼女が亡くなる前によく見かけていて親切にしてくれる男性でした。
セラピストにも伝えていました。
私:「何故でしょう、この医者何故か顔が無いんですよね・・・」
92歳の『ともえ』さんが逝った瞬間に、その医者が怖いことを言いました。
顔無しの医者:「やっと●●のものになったね。」
(すみません、怖いので隠します)
その怖い発言をした後、顔無しに顔が浮かび上がってきました。
なんと、顔無しの顔は、私の夫の顔でした。
⑨ヒプノセラピー終了
最後にセラピストさんに、怖い医者が、今の旦那だった理由について尋ねましたが、華麗にスルーされました(笑)。
そのため、未だに理由はわかりません。
セラピストさんから「実はあなたは(前世を見るのは)無理かと思いました。(笑)」と言われました。
私も「無理かと思いました。」と言って笑いました。
ヒプノセラピーの効果と問題
実は私はいまだにヒプノセラピーを前世療法だとは信じていません。
ただ、経験したことの無いようなリアルな映像が、自分の意思に反して映画のように流れてみえたことは事実です。
そしてその記憶は映画とは違い、数年経った今でもはっきりと記憶に焼き付いてはなれず、彼女のフルネームでさえも忘れていません。
ヒプノセラピーの効果
実は、ヒプノセラピーで相談したのは「不妊で悩んでいること」でした。
セラピストさんは本当は私に「子どもを産んで育てる感覚を前世の記憶を通して伝えたかった。」のだそうです。
ところが、前世の「ともえ」さんには子どもがおらず、友人の子を引き取るという形で育てていました。
セラピストさんの思った内容にはなりませんでしたが、私は満足していました。
自分の気持ちの主要な問題を「ともえ」さんが解決してくれたからです。
また、この時の経験はその後の自分の人生の困り感で常に役にたってきました。
特に私は孤独を嫌う性格です。
独り身というものに恐怖を感じるタイプです。
家族を次々と失い、生涯にわたって孤独だったはずの「きりゅう ともえ」さん。
大人になってからの彼女は孤独を微塵も感じさせない人で、凛としていて一人の楽しみ方を知っている人でした。
独りでも大丈夫!と教えてくれたのが、「ともえ」さんです。
ヒプノセラピー後に、私の中に「ともえ」さんの強い凛とした感情が入ったのです。
ヒプノセラピーが前世かどうかはわかりませんが、心理療法というのは間違いないかなと思いました。
ヒプノセラピーの問題
ヒプノセラピーの最大の問題は、誰でも潜在意識に入れるわけではないことです。
うちの夫のように全く見えない場合はその後何の感情もわかないようです。
『何も見えない可能性がある』ことを事前にわかった上で受ける必要があります。
“魂喜村(コンキムラ)”ヒプノセラピーの料金とアクセス
“魂喜村(コンキムラ)”のヒプノセラピーの時間と料金です。
詳しいご案内は“魂喜村(コンキムラ)”ホームページでご確認ください。
曜日 | 月~金 土日は要確認 |
時間 | 9:00~12:00 14:00~17:00 |
1時間(体験)コース | 5,000円+税 |
2時間コース | 8,000円+税 |
3時間フルコース | 1,8000円+税 |
キャンセル料金 | 8日前まで0円、7~3日前まで20%、前日50%、当日100% |
“魂喜村(コンキムラ)”のアクセスと連絡先です。
電話番号 | 0980-56-1885 |
所在地 | 沖縄県国頭郡今帰仁村運天421 |
info@konkimura.jp |
さいごに
ヒプノセラピーが前世療法とは信じていない私から皆さんにお知らせがあります。
もし「きりゅう ともえ」さんという人をご存知の方がおられましたら、お問い合わせからご連絡をいただけますと嬉しいです(笑)。
数年前の記憶ですので、セラピストさんの言い回しなど多少違う点がある可能性についてはご容赦ください。
この記事が、ヒプノセラピーに興味のある方の参考になりましたら幸いです。
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