梅シロップは簡単で、「青梅」と「氷砂糖」を混ぜるだけです。
ところがネット検索すると、「お酢」を入れるレシピと「お酢なし」レシピが存在します。
何が違うのか、効果と味の違いを調べるため、2023年6月、同時に「お酢あり」「お酢無し」を作ってみました。
この記事を読むと以下のことがわかります。
- 梅シロップの「お酢あり」「お酢無し」の違い
- 梅シロップの材料
- 梅シロップの作り方
梅シロップの「お酢あり」「お酢無し」の違い
お酢の効果
お酢の効果です。
- 酸性のお酢は微生物の増殖を防ぐため、殺菌効果・腐敗防止効果があります。
- お酢のクエン酸によって疲労で蓄積した乳酸を分解し、疲労回復効果があります。
- 梅のエキスが出やすくなるため早く梅シロップができる。
「お酢あり」「お酢無し」見た目の違い
グラスに入れた「お酢あり」と「お酢無し」の梅シロップの見た目の違いはありませんでした。
濃さも同じです。
「お酢あり」「お酢無し」味の違い
お酢が入っている梅シロップと、お酢が入っていない梅シロップで味の違いはあるのでしょうか?
同時に同じ梅で作って実際に飲んだ感想です。
「お酢あり」「お酢無し」味の違いはあります。
- 「お酢あり」の味は、酸味があってサッパリしています。
- 「お酢無し」の味は、コクがあって甘みが強いです。
ちなみに私はお酢が苦手ですが、この「お酢あり」の梅シロップは美味しくいただけます。
鼻につくツンとした感じがほとんど無いからかな、と思います。
今回、二つを同時に作って飲み比べたから味の違いを感じたけど、そこまではっきりした味の違いではなかったよ。
私はお酢が苦手だからどうかなって思ってたけど、飲みやすいし腐敗防止にもなるから来年からは「お酢あり」にする予定。
梅シロップの材料
青梅=氷砂糖は、同量と覚えているとわかりやすいです。
今回私は梅販売している地元のお店で購入しました。
青梅1㎏が540円で、氷砂糖がスーパーで430円でした。
保存容器は分解して洗浄できるセラーメイトがおススメです。
青梅1キロに、セラーメイトのサイズは4リットル容量のものを使用しています。
梅シロップの作り方
梅シロップの作り方は非常に簡単です。
①青梅のヘタをとる
青梅のヘタを一つ一つ取っていきます。
面倒な作業っていえばコレくらいだよ!
もしヘタが取れない時は?
上画像みたいに、青梅はヘタがはりついて取れないことがあります。
これを無理に竹串でほじっても梅を傷つけるだけです。
私は、気にせずこのまま使用します。
今までこのような梅を入れて私は味の違いを感じたことないよ~
神経質にならなくて大丈夫だよ
②青梅を洗う
たらいなどに青梅を入れて洗います。
③青梅を消毒し、乾かす
④青梅を冷凍する
しっかり乾燥させた青梅を冷凍庫に入れ冷凍させます。
⑤容器を消毒する
容器を消毒します。
我が家はパストリーゼを使用しています。
※パストリーゼは手指消毒に使用したり、食品に直接噴霧することも可能です。
⑥冷凍した青梅と氷砂糖を入れる
氷砂糖と梅を交互にいれます。
⑦お酢を投入
お酢を入れたい方はここでお酢を入れます。
お酢は梅の重量の10~20%と言われています。
※梅1㎏であれば100~200mlです。
⑧冷暗所に保管する
発酵防止のため直射日光や高温を避け、冷暗所に保管します。
⑨1日1回ゆする
1日1回シロップが全体に行きわたるようにクルクル回してゆすります。
⑩7~10日後、梅を取り出す
全部の梅がシワシワになって氷砂糖がとけたら、腐敗防止のため梅を取り出します。
⑪梅ジュース完成!
美味しい梅シロップジュースの出来上がり!
冷蔵保存であれば1年、常温であれば3ヶ月保存可能です。
うちはだいたい2か月以内に両方の瓶が空になります。
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